配送業を行っている企業では、製造や販売などさまざまな事業と一貫する形で運送など物流や流通を行っている場合があります。
そのため書類や封入物の種類も多く、企業の規模や取引先の数によってはその通数は膨大です。かと言って、こうした封入封緘の作業に人員を割くと、時間もコストもかかってしまいます。
そこで、こうした時間やコストをカットする意味でも、今、配送業でも封入封緘業務の自動化に注目が集まっています。
封入封緘機を導入すると、書類を折り畳んで封筒に入れ糊付けするという一連の作業を全て自動化することができます。
では、実際にこうした封入封緘機を導入すると、配送業にはどのような効果や変化がもたらされるのでしょうか。また、具体的にどのような場面で活用しているのか、配送業における封入封緘機の導入事例を2つ紹介します。
ポリ袋やゴミ袋の開発・製造・供給、輸送から流通への提案まで一貫して行っている企業の事例です。
この企業では毎月の請求書に加えて、日々膨大な件数の納品書を扱っていました。
数多くの納品書や請求書を顧客ごとに封緘する作業はこれまで手作業で行われていたものの、そこには大きな負担が伴っていたため、業務を自動化することとなりました。
そこで封入封緘機を導入し、ここまで機器のトラブルや誤封入などの発生もなく、順調に稼働してきていると言います。
封入封緘を自動で行えるようになって、作業がものの数分で完了することから、繁忙期であっても営業部員のヘルプが必要なくなり、残業することもなくなりました。
また、納品書や請求書だけでなくチラシなどの同封にも活用できるため、業務の効率はさらに高まったとのことでした。
特定の金属素材の調達・加工・流通までを一手に請け負っている企業の事例です。
納品書・請求書の発送業務を手作業で行っていましたが、発送作業数が多いことや誤封入のリスクがあることから封入封緘機の導入を検討していました。
その際にはデモの実施も行い、担当者は初めて目にした封入封緘機のスピードに驚いたと言います。納品書や請求書を封筒に入れ、糊付けまでされますが、それが自動で、手作業ではとても敵わないような圧倒的な速さで行われます。
実際に導入した際には、会社全体で発送業務が省力化され、同時にスピードアップとヒューマンエラーの解消とを達成することができました。
社員からも、早く帰宅できるようになり、休みも取りやすくなったと喜びの声が上がったと言います。
ひと口に配送業と言っても、その種類は数多く、業務には複数の過程が含まれています。
まず、配送業には宅配便・引っ越し・フードデリバリー・長距離輸送のほか、新聞や書籍の運送も含まれるなど種類豊富です。。
業務としては集荷や梱包、荷下ろし、そしてこれらにまつわるさまざまな伝票の作成が発生します。
このように業務の種類が多いからこそ、現在では多くの配送業が、正確さも持つ封入封緘の自動化を必要としています。
ただし、封入封緘機には大型タイプと小型の卓上タイプなどがあるため、配送業の規模や作業スペースに適した機種を選ばなくてはなりません。
また、メーカーごとに封入封緘機の機能や処理できる通数などにも違いが見られます。当サイトでは、おすすめの封入封緘機メーカーを紹介しているので、選ぶ際にはぜひ参考にしてみてください。
ピツニーボウズジャパンは、卓上型の封入封緘機を主に取り扱っており、製品の性能の違いで8種類ものラインナップを誇っています。
導入時のコンサルティングにも注力しているため、現在の状況をどのように効率化していきたいかなどをヒアリングし、要件に適う製品選びを行ってくれます。
また、点検や修理などの多様な要望に応える「PB保守サービス」も用意しているので安心です。
BlueCrestは主に大型の封入封緘機を取り扱っており、さまざまな種類の封入封緘作業に対応できる機種から大口のDMに特化した機種まで、幅広く取り扱っています。
オプションで機能を拡張することもできるため、お客様の環境に適した製品を提案可能。
加えて、サービス技師とサポート専門家のフォローにより、業界ハイレベルの設備保全サービスの提供に努めています。
【選定条件】Google検索「封入封緘機」でヒットした封入封緘機メーカー7社の内それぞれ下記の理由で選定(2022年12月26日時点)。
ピツニーボウズジャパン(卓上型):取り扱っている製品の種類が最も多い(8製品)
BlueCrest(大型):取り扱っている製品の種類が最も多い(8製品)