業務効率を向上してくれる封入封緘機。手作業で行うと時間がかかる作業であるだけに、封入封緘機に頼っているとき不具合が起こると、「他の作業を中断して封入作業を行うべき?」など、焦ってしまうのではないでしょうか。しかし、意外と単純な理由で不具合が起こっている可能性があります。その場で対処できる原因であれば、すぐに解決します。また、不具合が起こる原因になりやすいことを知っておくことで、不具合を防止することにもつながるでしょう。ここでは、封入封緘機の不具合の原因を紹介します。
封入封緘機がうまく動かない原因は、大きく「作業環境」「設定」「保管環境」の3つです。それぞれの原因と対処方法を詳しく紹介します。不具合が起きてしまったときはもちろん、適切な稼働環境を整えるためにも、参考にしてください。
封入封緘機には、推奨されている作業環境があります。機械のため、気温と湿度が適した環境下であることが大切です。気温が高すぎたり低すぎたり、湿度が高すぎたりすると不具合の原因になります。封入封緘機がうまく動かないときは、環境が適しているか、確認しましょう。封入封緘機の作業環境として一般的に推奨されている条件を紹介します。
気温や湿度が高すぎる場合は、空調で調整してみるといいでしょう。機械は結露が苦手です。封入封緘機の表面が結露していないかもチェックしてください。
日本のオフィス環境では、機械が作動しなくなるような極端な環境はあまりないでしょう。上手く作動しない原因として考えられるのは、封入封緘機の設定です。今まで正常に動いていたのであれば、設定を変更してしまった可能性が考えられます。自分では変えていなくても、他の人が変えたまま元に戻していないかもしれません。テープ・のりなど使用しているものが変わった可能性も考慮しましょう。
設定に変化がある場合は、これまでの設定に戻すか新しい条件にあう設定に調整することで解決します。
封入封緘機で使用しているテープやのりが原因で不具合が起きることもあります。テープやのりを変更して設定と合わなくなったというケース以外にも、テープやのりの保管環境が悪く不具合の原因になることがある点に注意しましょう。倉庫で保管しているときに起こりやすい不具合です。倉庫の環境が極端に暑くなると、テープやのりが接着しづらくなります。ゴム系のテープ・のりは特に暑さに弱いため、変形を起こしやすいです。保管環境を見直してみてください。
どうしても暑くなりやすい環境で保管する場合は、アクリル系のテープ・のりを選ぶといいでしょう。アクリル系は、暑い環境でも粘着力が弱くなりにくい特徴があります。
封入封緘機の不具合の原因には、使用環境や設定、テープ・のりの保管環境などが考えられます。熱を発する機械が多いオフィスは、気づかないうちに暑くなりやすいです。封入封緘機は暑さに弱いという性質があるため、空調を上手く利用して、適切な環境を整えましょう。また、設定が合っているかチェックしてみてください。
もちろん、封入封緘機の不具合の原因はこれだけではありません。他の原因の場合は、自力で原因を特定し解決することが難しいため、メーカーに問い合わせましょう。
ピツニーボウズジャパンは、卓上型の封入封緘機を主に取り扱っており、製品の性能の違いで8種類ものラインナップを誇っています。
導入時のコンサルティングにも注力しているため、現在の状況をどのように効率化していきたいかなどをヒアリングし、要件に適う製品選びを行ってくれます。
また、点検や修理などの多様な要望に応える「PB保守サービス」も用意しているので安心です。
BlueCrestは主に大型の封入封緘機を取り扱っており、さまざまな種類の封入封緘作業に対応できる機種から大口のDMに特化した機種まで、幅広く取り扱っています。
オプションで機能を拡張することもできるため、お客様の環境に適した製品を提案可能。
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