印刷・出版業界では、DMをはじめとしてさまざまな封入封緘作業が発生します。こちらの記事では、印刷・出版の業界における封入封緘機の導入事例についてご紹介していきます。現在、封入封緘作業が従業員の負担になっている、効率よく作業を進めたいなどの悩みを抱えている場合には、ぜひ導入を検討してみてください。
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ここでは、印刷・出版業においてはどのように封入封緘機を活用しているのかを解説していきます。3種類の導入事例についてまとめていますので、導入を検討する際などに参考にしてください。
メーリング業者の江澤事務器(株)では、1992年よりBell&Howell社が提供している封入封緘機「メールスターMS500」を導入ししています。30年以上使用する中で、その封入品質と堅牢性を高く評価しています。
そして2023年には、ランダム封入や複雑な名寄せ封入を迅速に行うことを目的として、メールスターの後継機にあたる封入封緘機「Forerunner Excel」を導入。難しい仕事も迅速に処理できるため、今後数十年にわたり大いに働いてくれることを期待しています。
エーリングサービスと折り加工に事業を特化しているシーピーユーメールサービス株式会社では、ハイデルベルグ製のスタール紙折り機8台とポーラー断裁機3台を導入し、業務を行っています。
新しく導入した自動セット紙折り機TH56は、印字面をCCDカメラでチェックする自動検知装置が搭載されており、ミスを発見すると機械を止めずにミスシートのみを自動で排出。機械の再起動が不要となることから、生産性が飛躍的に向上しています。
データ処理から印刷、封入封緘、圧着加工まで一貫して対応する、プリントBPO業務を手がけている株式会社阿部紙工では、近年角2封筒への封入封緘需要が高まっていることもあり、新たな封入封緘機を導入しています。
この封入封緘機の導入により、封入されたA4サイズのチラシやパンフレットを取り出したときに、広げる作業なくそのまま読めるようになることで、利便性や訴求効果を高めたいと考えるクライアントのニーズに対応できると考えています。また、新しく導入した封入封緘機は最大9点までの同時封入にも対応できるため、より多くの送付物を封入したいというニーズにも対応ができるようになっています。
例えば大量のDMやパンフレットを印刷して発送する作業が発生する企業においては、数多くの封入封緘作業が発生しますので、作業を行う人の負担が大きくなることが予想されます。また、封入物が複数にわたるケースもあり、漏れなく封入したか、重複して封入を行っていないかをチェックしながら作業を行う事が必要になります。このような作業を効率的に行っていくためにも、自動・スピーディーに作業を行える封入封緘機の導入を検討することがおすすめです。
封入封緘機にはさまざまなタイプの製品がありますが、それぞれ異なった特徴を持っているため、自社の処理数・作業スペースなどニーズに合わせた製品を導入することがポイントとなります。
本サイトでは、おすすめの封入封緘機メーカーを紹介しています。それぞれのメーカーが提供している製品の情報もまとめていますので、自社に合った封入封緘機はどれなのかチェックしてみてください。
ピツニーボウズジャパンは、卓上型の封入封緘機を主に取り扱っており、製品の性能の違いで8種類ものラインナップを誇っています。
導入時のコンサルティングにも注力しているため、現在の状況をどのように効率化していきたいかなどをヒアリングし、要件に適う製品選びを行ってくれます。
また、点検や修理などの多様な要望に応える「PB保守サービス」も用意しているので安心です。
BlueCrestは主に大型の封入封緘機を取り扱っており、さまざまな種類の封入封緘作業に対応できる機種から大口のDMに特化した機種まで、幅広く取り扱っています。
オプションで機能を拡張することもできるため、お客様の環境に適した製品を提案可能。
加えて、サービス技師とサポート専門家のフォローにより、業界ハイレベルの設備保全サービスの提供に努めています。
【選定条件】Google検索「封入封緘機」でヒットした封入封緘機メーカー7社の内それぞれ下記の理由で選定(2022年12月26日時点)。
ピツニーボウズジャパン(卓上型):取り扱っている製品の種類が最も多い(8製品)
BlueCrest(大型):取り扱っている製品の種類が最も多い(8製品)