封入封緘機で使用される口糊は、封筒の種類によって異なり、また郵便物の安全性と効率性に大きく関わります。このページでは、封筒の口糊の種類と、封入封緘機で用いられる口糊について詳しく解説しています。封入封緘機を選ぶ際は、ぜひ参考にしてください。
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封筒の口糊は、封緘作業を効率化し、郵便物の安全性を確保するために重要な役割を果たします。封筒に施される口糊には、主に以下の種類があります。
口糊は、封筒の使用目的や保存期間、封入機器の種類などによって選ばれます。封筒の口糊の種類と特性を理解することは、効率的な郵便物の処理において重要だといえるでしょう。
アドヘヤ糊は、封筒のフタと胴体にゴム系の接着剤を塗布し、乾燥させたものです。フタを閉じる際、フタと胴体の糊を合わせ、軽く押さえるだけで接着します。短期間で大量の封緘作業を行う際に便利で、粘着力は時間と共に強まります。
ただし、保存期間が比較的短く、約半年から1年程度で粘着力が低下することがあります。
両面テープは封筒のフタ部分に施され、剥離紙が付いています。使用時に剥離紙を剥がし、接着します。両面テープは長期保存に適しており、安定した強い粘着力を保持するのが特徴。特に大量の郵便物を取り扱う際に有効的です。
グラシンテープは、封筒の胴部分に粘着糊を加工し、その上から剥離紙を付けたものです。剥離紙が薄く、比較的剥がしやすい特徴があります。大ロットの加工に向いており、効果期間は約半年から1年程度です。
アラビア糊は、封筒のフタ部分に水糊を塗布し乾燥させたものです。使用時に水をつけて接着します。封入封緘機で封入、封緘する際に使用されます。黄色や透明色のバリエーションがあり、黄色の糊は目立つため、糊付け作業がしやすいメリットがあります。
封入封緘機を導入する際は、口糊の種類を理解し、適切なものを選ぶことが重要です。郵便物の種類や処理量に応じた口糊を選択することで、作業の効率化とセキュリティの強化が図れます。
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